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ふたたび・・・
2010年 10月 20日
長文なので、覚悟ある人だけ読んで下さい。(^^ゞ
あラスタが誤嚥性肺炎になったのは、今年の7月31日。 先日の日曜日(10月17日)、またしても誤嚥性肺炎になった。 前回から数えて78日目の出来事だった。 誤嚥性肺炎の恐怖を改めて感じ、あの日からは食事に更に気を付け、お皿に直に食べさせると早食いするので、一口づつシリコン製のスプーンであげたり(普通のスプーンだとあまりの勢いで咥えるため、上顎を傷つけてしまう恐れがあった)、忙しいので毎回ではないが、寒天でトロミをつけたりと気をつけていた。 なのに、何で-----------------------? ここから先は、その時の私の殴り書きメモを見ながら記述しよう。 ************************************************************** 【10月17日】 特に変わった様子はなし。朝夕と散歩にも行った。家ではいつも通り3~4時間おきの食事も自ら催促して食べた。 19:20 4回目の食事。 鶏の胸肉(細かく裂いて)、野菜、薬(プレドニゾロン5mg/日・ウルソ・スパカール)、サプリ 19:30 嘔吐。食べた物がそのまま出てきた。 19:40 嘔吐。↑同じく。 しばらく寝ていたが、あまり入らない隣の真っ暗な部屋に移動して寝始める。 20:40 嘔吐。↑同じく。16:00にも同じメニューのご飯をあげたからそれか? ここから、早い時で10分。長い時は30分間隔で嘔吐を繰り返す。胃液ではなくて明らかに食べ物。 色も茶色だった。この時点で嫌な予感が・・・。 22:00 4日ぶりにKeiが福岡出張から帰ってくる。嘔吐は変わらず。でも、目にはまだ力がある。 足取りも悪くない。どうしようか・・・。悩む。 23:30 「ガーーーーー」と凄い勢いで大きな異物を出した。(@_@;)(@_@;) 何?これ?ウ○チ?と思うくらい茶色くて大きな塊。恐る恐る広げてみると、絡みついていてよくほどけないが、草があるのがわかる。 ラスタが好きな草があって見つけると食べてしまうのだが、むせやすくなっていたので、口にしたらやめさせていた。だから、こんなに沢山の草が出てくるのは考えにくい。????? まだ、何かある。なんだこれ? Keiが拾って洗ってみると「これ袋の切ったヤツだよ」「あれ?グ○コって書いてある・・・」(@_@;)(@_@;) グ○コなんてどー考えても子供のオヤツじゃん。 思い当たるのは3日前にかったグ○コのお菓子だけだ。でも、ちゃんと蓋つきゴミ箱に捨てたぞ。 それとも、ゴミ捨ての時に誤って床に落としたか? その他、紙、小さなワイヤー(電化製品買うとコンセントに絡めてあるヤツ)等出てきた。(@_@;)(@_@;) 正直、今までゴハン以外落ちてるのは完全無視していたラスタだから、わかったときはショックだった。 完全に油断していたのだ。 「ラスタ、そこまで何がなんでも口にしたいの?」 吐きすぎて体力消耗したのか、これを境にラスタがグッタリし始めた。 慌ててリストアップしていた都内の夜間診療病院の中で一番近いところに初めて電話。 子供&楽はKeiに任せ、心細いが一人で病院へ。 【10月18日】 0:30 病院到着 この時点でラスタはまたヨダレを垂らし衰弱してる。(ショック状態) すぐにレントゲン、血液検査、エコー等の検査が始まった。 しばらくして、先生から説明を受ける。 血液検査では特に異常は見られなかったが、レントゲンから、どうやら腸に大量のガスが見受けられた。 一番に考えられるのは、腸閉塞か急性腸炎か? すぐに点滴をし1時間半後にまたレントゲンを撮り、ガスがもし少しでも抜けていなかったら腸閉塞を疑い開腹する事になると思うと伝えられた。ただ、夜間はスタッフが看護師含めて二人しかいないので、朝が明けるのを待ってスタッフをもう一人増やしてからになるという。。。うーん。夜間病院なのにー! いやいや、腸閉塞とは限らないから、ガスが抜けるのを待とう。 1時間半、寒い車の中で凍えながら待つ。(隣が密集した住宅なのでエンジンかけたらウルサイと思い我慢) 3:30 レントゲン結果、ガスが少量だが抜けていた。吐き気も昨夜自宅で大量のブツを吐いた以来吐いていないし、腸閉塞の疑いは少し消えた・・・と。(腸閉塞だと絶えず吐いてるらしい) ただ、危険な状態であることには変わりないので覚悟してほしいと言われた。 とりあえず、点滴はこのままお預かりで8時まで続け、そのあとはかかりつけの病院に搬送することになった。 なので不安だが私は一時帰宅して、これからの戦いに備え仮眠した。興奮して1時間しか寝られず。。。 8:00 お迎え 処置室から抱かれて出てきたラスタ。私の顔見ても反応なし。ヨダレ垂らしすぐにへたり込んだ。 救急の先生は心配して下さって、何度も「大丈夫かな。。。ラスタ、頑張れよ」と励ましてくれた。 そして、また夜電話連絡させてくださいと・・・。 8:30 かかりつけの病院に到着。同じ区内の移動なのに環八が混んでて30分もかかった。 すぐさま、先生に診てもらうが、突然の事で若い先生もアタフタしている。 幸いに担当のM先生の担当日で(先生は週3日しかいない)、M先生もラスタの状態を見てビックリしていた。 ラスタはヨダレを垂らし、目は半目でグッタリしている。反応も全くなし。 お腹を触らないと呼吸しているのかもわからない状態だった。 このまま逝ってしまうかも。。。他に患者さんがいる待合室で「ラスター、しっかりしてー。頑張ってー」と叫んでいた。 夜間病院では胃腸周辺のレントゲンは撮っていたので、ここでは肺のレントゲンを撮った。 そこで判明した。前回の誤嚥性肺炎と全く同じだったのだ。 ちなみに血液検査の結果もほぼ同じで白血球の数が異常に減っていた。体温も39.5度とちょっと高め。これまた同じ。 「間違いなく誤嚥性肺炎と思います。多分、吐いたものが誤嚥したのかも」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 ラスタは前回同様、ICU(酸素室)に入りネプライザーをし、抗生剤等、点滴も開始していた。 とりあえず帰宅し、先生の連絡を待つ事になった。 携帯が鳴るたびにドキドキした。でも、胃捻転の時もそうだったけど、こういう時っていつもダラダラして出来ない家事がテキパキ出来るものなのね。つか、ジッとしていたら耐えられないのかも。 18:00 M先生から電話。 「状態は変わらないけれど、一通りの処置はしています。今日は一人宿泊する先生がいるので入院してもいいし、一端お戻ししてもかまいませんが・・・」と言われ、先生がいるのならばお願いしようとも考えたが、ずっと常に監視しているわけじゃないし、最悪の事も考えて「自宅に連れて帰ります」と伝えた。 19:30 病院お迎え。M先生と話す。 まだ厳しい状況は続いている事。並行して、持病の低血糖は今は128という高い数値が出ている事。(これは強いストレスからで、体が緊急事態になると肝臓から脂肪が分解されて血糖値が高くなるそう・・・確か) なので、今は低血糖は一時忘れて、まずは肺炎を治して行きましょう・・・と。 M先生が心配していたのは、「食事に気をつけていてもまたこんな早く誤嚥するということは、もしかして、喉が麻痺している可能性も考えられる」と。 咽喉麻痺ってヤツか。これは後で考えて、今はただ治す事を考えないと。 スタッフ2名に抱きかかえられてラスタが戻ってきた。 今日は先生が夜間も居るし、何かあってもすぐに連れていけるから心強い。 M先生も明日早朝から海外の学会に出席のため不在するのに、「急変して夜間スタッフが足りないので僕が行きますから・・・」と心強い言葉をかけてくれた。 19:45 自宅到着。着いて早々、アタシに抱っこされながらオシッコ漏らす。 体を拭いてアタシの低反発布団に寝かす。前回の時と同様に。 しばらく顔を上げて吐く仕草をしたり、痰が絡んでいるのかゼイゼイしていたが、30分ほどで落ちついて寝た。 落ちついているのか?もうわからない。常に呼吸しているかチェックしてしまう。 この日は3回寝たままお漏らしをした。可愛いラスタの為、介護は不思議と眠くないし、辛くない。 一緒に居られる時間が嬉しい。ラスタと添い寝したいけど、もともとラスタは寝ている時邪魔されるのが嫌いなので我慢した。(T_T) でも、隣にクッション敷いて、ちょっと肉球触れて一緒にいた。 今日は午後から急遽、母に来てもらってmicoのお迎えや子供と留守番してもらったり。 Keiは仕事遅いし、一人だったら大変だった。有難い。 こうして、長い一日が終わった。つづく。 ≪覚書≫ 夜間診療病院 52,290円 アニコム適用で→42,290円 S病院 37,380円 同日なのでアニコム適用なし(泣) 合計 79,670円 (@_@;) ヤバイ。楽ラス貯金が段々減ってくる。(焦) お財布痛い。ラスタが元気に帰ってくる為、節約開始。何が何でも買い物行かないぞ。
by yuzuorange
| 2010-10-20 11:35
| 誤嚥性肺炎
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